クジラのまち太地町とマグロのまち那智勝浦町 南紀くろしお商工会・・・
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鮪のマトロート(残ったマグロを有効活用して新たな一品に生まれ変わらせるシリーズ4)



  材料(1人分)
○鮪のセセリ身・・・・・・50g
○牛モツの脂・・・・・・・50g(これ重要)
○片栗粉・・・・・・・・・少し
○網脂・・・・・・・・・・少し
○赤ワイン(アルコール度数低い物)・・・・・250cc
○フォンド・ボー・・・・・250cc
○バターと醤油・・・・・・少々
《付け合せのマッシュポテト》
〇ジャガイモ・・・・・・・1個
〇バター、生クリーム、塩、胡椒・・・適当
〇人参、いんげん・・・・・少量
 (冷凍を使っても可)
〇水・・・・・・・・・・・人参が浸かる位
〇バター、砂糖・・・・・・少量
○パン・・・・・・・・・・数枚
(パンは好みでブリオッシュでも、フランスパンでも、食パンでも可)
 
マトロートとは、赤ワイン煮の事です。
あまり一般には流通していない食材を使いますが、これまで鮪料理の概念を打ち壊す一品になりうるものを考えました。
これまで誰も食べた事のない新たな鮪料理に進化しています。
 
@
鮪のセセリ身と牛モツの脂を片栗粉と一緒に混ぜます。この時、練るように混ぜること。
A
ある程度混ざったら網脂で包み、フライパンで表面を焼いて固め、全体的に焼き目がついたら、赤ワインを入れて中火でワインが半分になるまで煮込みます。(大体30分ほど)
B
煮込んでる間に、付け合わせのマッシュポテトと付け合せのグラッセを作ります。
C
ジャガイモを茹でて、柔らかくなったら潰して、バター、生クリーム、塩、胡椒で味付けをして、鍋に入れて滑らかになるまで練ります。
D
人参を短冊に切って、水とバター、砂糖を鍋に入れて、水がなくなるまで煮込みます。この時、いんげんも一緒にいれて煮込み、ある程度煮えたら、先にインゲンを取り出します。
E
赤ワインが煮詰まったら、フォンド・ボーを入れて更に煮込みます。このとき、火は弱火にしてコトコト30分程煮込みましょう。鮪が程よく煮詰まったら、取り出します。
F
鮪の煮汁を一度濾してから、そこにバターと醤油を少し入れて、煮詰めソースにします。この辺でパンを一口サイズに切って焼いておきましょう。
G
パンが焼けてソースが程よく煮詰まったら、お皿にグラッセとマッシュポテトと一緒に盛り付けて完成です。


第7回生まぐろ料理コンテスト全作品

グランプリ
南紀勝浦温泉旅館組合長賞
紀南新聞社賞

生トンボシビ(マグロ)と紀州みかんのインド風サラダライス(インドから熊野にやって来たという上人さまもきっとニッコリ!)
     
和歌山放送賞
勝浦漁業協同組合長賞
勝浦魚商協同組合長賞
     
熊野新聞社賞
南紀くろしお商工会長賞
那智勝浦町観光協会長賞
     
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